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「諏訪(長野)」 のテレビ露出情報

イタリアの避難所の特徴は、「TKB48」と言われている。Tはトイレ、Kはキッチン、Bはベッドを意味している。発災直後に多くのボランティアが大量の資材とともに被災地に向かい、48時間以内に避難所を設置している。搬入する資材はパッケージ化されていて、大災害の場合、避難所の設営運営は、被災地の外からかけつけたボランティアが行う。災害関連死を防ぐ支援が充実している。先月、イタリアのような避難所を日本に導入できないかという全国初めての訓練が長野県諏訪市で行われた。諏訪市を震源とする地震が発生したという想定で、県内で災害支援を行うNPOなどが2日間にわたり行った。初日には、避難所に必要な物資の運搬が行われた。イタリアの避難所のポイントは、被災地以外から物資をパッケージで運んでくること。伊那市にある想定の備蓄基地から諏訪市までは約40キロ。運ばれてきた資材は、ボランティアによって組み立てられる。主催団体によると、地震発生から約11時間で、避難所設営が完了したという。2日目は、被災者支援の訓練を行った。コンテナ型のトイレやシャワーが設営されていた。シャワーは、車椅子の人も利用できるようになっている。ドーム型のテント内には、段ボールベッドが入り、大人2人が寝泊まりできるサイズになっている。発電機なども設置され、洗濯機もあった。食事は、複数のキッチンカーで提供。肉料理や副菜を分担して調理する。効率化を図ることで、提供予定だった200食以上の食事をより早く作ることができた。あたたかいごはんや味噌汁もあった。主催した団体の古越さんは、イタリアの避難所の特徴は、災害時であっても日常生活に近い支援をすること、取り組みが全国に広がることで、災害関連死をゼロにすることを目指したいなどと話した。今回の訓練には、坂井防災相も視察に訪れた。避難所の環境改善に向けた検討を進める考えを示した。本格的な導入までには時間がかかりそうだという。団体は、今回の訓練の経験を国や自治体と共有して、実現への第一歩にしたいという。古越さんは、日本の支援は、被災地が頑張らなくてはいけないやり方、訓練された外部のボランティアが得意分野を生かして支援するため、スムーズな支援につながる、体験することで、日本に欠けていることを知りたいなどと話した。訓練では、標準的な資材を備蓄しておくこと、避難所は我慢するところであるというイメージを払拭することが課題として見えてきた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年7月22日放送 15:07 - 15:10 NHK総合
ニュース(関東甲信越)(ニュース)
気温上昇や上空の寒気の影響で関東甲信では山沿いを中心に大気の状態が不安定になっていて、群馬県では記録的短時間大雨情報が相次いで発表されている。群馬・片品村南部付近で約110ミリ、川場村付近で約100ミリの雨が降ったとみられる。また、群馬・片品村北部付近では午後1時50分までの1時間に約100ミリの雨が降ったとみられる。気象庁は記録的短時間大雨情報を発表した。[…続きを読む]

2025年7月1日放送 15:10 - 16:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーン(ニュース)
児島功さんは大手ゼネコンに長年勤務していたが、社内の起業制度を利用して今年4月に会社を立ち上げた。児島さんは抜本的に避難所の環境を変えるのが目標だと話す。20年近く国内外の建設現場に携わった児島さんがモデルにしているのが、避難所の先進地とされるイタリア。日本との最大の違いは避難所の担い手で、イタリアでは国主導で各地の倉庫から物資が一斉に届けられ避難所が立ち上[…続きを読む]

2025年4月21日放送 7:45 - 8:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
長野県諏訪市の西山公園では、およそ100匹のこいのぼりと見頃を迎えた桜の共演が訪れた人たちを楽しませている。

2025年4月17日放送 18:10 - 19:00 NHK総合
首都圏ネットワーク首都圏防災情報 シュトボー
「イタリア式避難所システム」の訓練が長野・諏訪で行われた。「イタリア式避難所システム」の大きなポイントは充実した資機材が備蓄拠点からパッケージで被災地に送り込まれること。またイタリアでは支援者の多くが訓練を受けたボランティアで、行政に頼らずに市民が現場に駆けつけることで被災者支援を迅速に進めることができる。またイタリアをヒントに会場にはキッチンカーも駆けつけ[…続きを読む]

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