警察庁の過去5年間分の分析で自転車と歩行者の事故発生数が10~12月にかけて日の入り後1時間以内は夏場(7~9月)の2.8倍、日の入り1時間前は夏場(7~9月)の1.4倍になっていることが分かった。秋以降は日の入り時間が早まって夏より帰宅時間が暗くなることが要因だとされていて、警察庁は自転車・自動車の運転者は早めのライト点灯やハイビームを使用することを呼びかけている。また7~9月・10~12月のいずれの自転車事故の死亡者・重症者は反射材を身に着けていなかったといい。警察庁は反射材を身に着ければ早期に車両側が歩行者を認識できるとして着用を呼びかけている。一方で4月のヘルメット着用の努力義務化以降の7月に着用状況の全国調査が行われ、全国平均のヘルメット着用率は13.5%だった。着用率が最も高いのは愛媛県の59.9%で、最も低かったのが新潟県の2.4%だった。その他東京の着用率10.5%(21位)などを紹介した。