政府は犯罪被害者やその家族から必要な支援が受けられないといった声が寄せられていることを受け、今年6月、犯罪被害者を支援する取り組みを一層推進することを決めた。このなかでは警察庁が関係する省庁や自治体などの意見を取りまとめ、司令塔としての役割を果たすとされていて、来月1日「犯罪被害者等施策推進課」が新設されることになった。被害者支援にあたる職員を増やし、体制が強化されるという。犯罪被害者支援については被害者や遺族への給付金の大幅な増額や司法での窓口の一元化などが議論されていて、新設された部署を中心に取りまとめていくという。犯罪被害者らへの支援を充実させるため、警察庁は来月専門の部署を新たに設けることを決めた。