今日から始まったマイナ免許証。マイナ免許証の取得や切り替えは任意で、マイナ免許証のみ、従来の運転免許証のみ、両方保有の3パターンから選ぶことができる。マイナ免許証のみは持ち歩くカードの枚数を減らせるのはメリットの一つ。ちなみに、マイナ免許証になってもマイナンバーカードの見た目に何も変化はない。免許証の有効期間などの情報は専用のアプリを使って確認する。ただ今日、警察庁はこのアプリに不具合が見つかったと発表。スマートフォン版のアプリは既に修正され、パソコン版のアプリについてはできるだけ速やかに対応するという。またシステム障害が発生し、手続きができない地域もあった。住所変更の手続きが楽になったり、運転免許の更新手数料が安くなったりするなどのメリットがあるマイナ免許証。街の人に聞いてみると、まだ内容を分かっていない人がほとんど。一方、更新のタイミングにも注意が必要。例えば、マイナ免許証を取得したあとに、マイナンバーカードの更新をするために車で役所に行ったとする。現在のシステムではマイナンバーカードを更新した場合、免許証の情報を再びひも付けし直すために警察署などに行く必要があるが、ここで車を運転して警察署などに行ってしまうと、まだひも付けがされていないため免許証不携帯になってしまう。警察庁は今年秋頃までには免許証の情報が自動的に引き継がれるようシステムを改善するとしている。