日本では1日200人以上が行方不明になっている。家族などから警察に行方不明者届が出された人数は2025年で8万486人。内訳は男性が約5万人、女性が約3万人で、年齢別では10~20代で全体の約4割を占める。行方不明者届が出されても7~8割は1週間以内に発見されるが、1年以上発見されないケースもあり、現時点で行方不明のままの人の正確な数字は不明。行方不明のまま7年生死が明らかでない場合などに法律上死亡したとみなす失踪宣告という制度があるが、2025年は1884件受理されている。原因・動機別に見ると最も多いのが疾病関係、続いて家庭関係などとなっている。疾病関係で多いのが認知症で、愛知・豊橋市の高齢者施設には行方不明を防ぐためにバスが来ないバス停が設置されている。家庭関係では家出、事業・職業関係では夜逃げなどが入る。長期行方不明者には北朝鮮による拉致の可能性を排除できない特定失踪者と呼ばれる人が含まれている。警察は基本的に事件性があると判断されないと積極的な捜査はせず、データベースに登録され通常のパトロールで発見されるのを待つ形になる。
