ドイツで今月連立政権が崩壊したことを受けて、与野党は来年2月下旬に議会選挙を行うことで合意した。政治空白の長期化を避けるため当初の予定を前倒ししたかたち。ショルツ首相はこれまで議会選挙を来年3月末までに行う意向を示していた。米大統領選挙でトランプ氏が勝利するとともに国内景気の失速が明らかになる中議会や経済界から政治空白の長期化を避けるべきとの声が高まり来園2月23日の議会選挙実施が決定した。議会選挙では世論調査の支持率で首位の最大野党キリスト教民主・社会同盟を軸とする政権に交代するかなどが焦点となる。