- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
オープニング映像が流れ、酒井美帆キャスターらが挨拶した。
「中国“”独身の日”景気減速の中の販売は」などニュースラインナップを紹介した。
- キーワード
- 独身の日
トランプ次期政権の顔ぶれで注目なのが実業家・イーロン・マスク氏。政府の支出を見直し削減を検討する組織のトップに起用すると発表。蜜月の関係に見えるトランプ氏とマスク氏。トランプ氏の人事について米国メディアはその特徴について“忠誠心が共通した要素”とし国土安全保障長官にサウスダコタ州のノーム知事、CIA長官にラトクリフ氏、安全保障政策の大統領補佐官にウォルツ下院議員。FOXニュースの司会者・ヘグセス氏は国防長官への起用が発表された。そして、投票日の翌日トランプ氏の自宅にいたとされる実業家のイーロン・マスク氏は新たに創設される政府効率化委員会のトップにラマスワミ氏とともに起用される。
ワシントンから中継。記者は「どのような組織になるのかまだ詳細は明らかになっていないが、民間企業のトップの視点から行政の無駄を見直し、歳出削減をするのが狙い。アメリカの政府支出は6兆5000億ドル以上になるがマスク氏はこれまで2兆ドルは削減できると発言してきた。また、ラマスワミ氏は政府職員の75%を解雇するという考えを示してきた。前例のない行財政改革が行われる可能性がある。まだトランプ氏の思惑どおりにいくかはわかっていない。(マスク氏の影響力などについて)マスク氏としてはトランプ氏の懐に入りこむことによってEVやAIなどの新技術、宇宙開発、そして再生可能エネルギーの重要性をトランプ氏に直接打ち込む狙いがあったのではないかと指摘する専門家などもいる。一方トランプ氏もマスク氏の資金などを取り入れたい狙いがあったとみられる」など伝えた。
トランプ氏が新政権の人事を次々と発表する中各国ではトランプ氏への接近や警戒など様々な反応がみられている。大統領就任後初めてワシントンを訪れバイデン大統領と会談を行ったインドネシア・プラボウォ大統領、シンガポールメディアCNAによるとプラボウォ大統領は米国到着後バイデン大統領との会談の前にトランプ氏へ電話する様子を伝え、更に自身のSNSにトランプ氏との親密さをアピール。一方、イランの首都テヘランではロシアとの経済協力を進めるための見本市が開かれ、ロシア企業40社余とイラン70社余が参加。トランプ氏は1期目の在任中イランとの核合意から一方的に離脱し経済制裁を復活。イラン企業からは経済制裁の強化を懸念する声と共にロシアとのビジネス拡大に意欲を示す声が聞かれた。
中国のネット通販サイトが開いていた「独身の日」のイベント。1日で4兆円を超える売り上げを記録した年もあった。しかし今は景気減速でこうしたイベントは行われず、ネット販売のあり方も急速に変化している。江蘇省蘇州市のネット通販会社は今年、ネットの生中継で商品を販売する「ライブコマース」部門を縮小するなど市場の変化を受けて戦略を見直した。背景にあるのは消費者の節約志向。近年中国では販売経路が多様化し、出品企業はそれぞれへの出品コストが負担となっている。そこで今注目されているのが自社サイトなどを使った独自のネット販売。中国では大手通販サイトなどを「公域」、自社商品を直接販売するサイトなどを「私域」と呼んでいる。今中国の販売モデルが公域から私域に広がり始めているという。ある家具・日用品メーカーは通販サイトから問い合わせをしてきた客を実店舗に誘導し、店舗での接客や商品説明を通じて顧客との信頼関係を構築。そして私域の自社サイトに登録してもらい、自社ブランドの固定客になってもらうという。また健康サプリメントを販売している会社では対面のイベントで成分などを顧客に丁寧に説明し、その上でSNSから私域の自社サイトに誘導。商品に関する情報を定期的に提供して購入してもらうとしている。
「私域」は、企業にとって、自社の商品の価値や独自性を消費者に直接アピールできる場になっている。消費者の間では節約志向が強まる一方で、価値観や好みが多様化するなかで、価値を認めた商品などにはお金をかけるという傾向も強まっている。特定の消費者をターゲットにした私域は、こうしたニーズに合っていると言える。下村は、トランプ政権による中国経済への影響について、最大の懸念は輸出への影響、トランプ氏は、中国製品に対し高い関税をかける考えを明らかにしている、先端技術をめぐる規制などへの対応も焦点で、米中対立が深まれば、外国からの投資が一段と減少する可能性がある、中国はこれまで輸出と投資が主導するかたちで経済成長を実現してきた、トランプ氏の再選で、車の両輪に不透明感が広がっていて、消費や内需が牽引する成長モデルへの転換を迫られているが、不動産不況は改善兆しが見えず、消費行動も大きく変わるなか、その実現は簡単ではないなどと話した。
英国南部で5年前お宝ハンターたちが発見した約1000年前の銀貨、2584枚。この度8億4000万円余で買い上げられ英国で発見された財宝としては過去最高額となった。お金は、発見した7人と土地の所有者で山分け。発見者の1人は、これからも宝探しを続けるとしている。
ニューヨークの冬の風物詩ロックフェラーセンターに飾られる巨大なクリスマスツリー。高さ22mあまりの木がマサチューセッツ州の町から運ばれた。来月4日に予定されている点灯式までに、5万個の電飾がつけられるという。
オーストラリア北部で開催されたのは恒例のワニのレース。小さなワニたちがスピードを競う。ことしは、ラクダも登場。レースには参加しないが、華を添えた。
東京国際映画祭で上映された映画「シマの唄」。アフガニスタンで、1978年から続いた内戦。主人公・シマとその親友が内戦に翻弄され、友情を引き裂かれていく様子が描かれている。ロヤ・サダト監督は舞台挨拶で、涙ながらに、映画をアフガニスタンの現状と重ね合わせて見てほしいと訴えかけた。ロヤ・サダト監督の妹・アルカさんも映画監督で、新進気鋭の映画監督姉妹として知られていた。2人が数多く手掛けたのが、アフガニスタンの女性をテーマにしたドキュメンタリー。女性が不等な扱いを受ける社会の実態を告発したり、不正に立ち向かう女性検事に密着したりした。2011年当時、映画は人々の娯楽で、カブールには映画館がいくつもあり、人権をテーマにした映画祭も開かれていた。3年前、タリバンが国を制圧。サダト監督は、当時映画の打ち合わせでアメリカにいて、家族からの知らせで知ったという。安全のため、帰国を断念し、妹のアルカさんも国外に移住し、現在オランダに住んでいる。2人は現在も、国外を拠点に、共同でアフガニスタンの映画を製作している。タリバン復権後、女性は大学に通えなくなり、映画館などは閉鎖された。サダト監督は、タリバン復権前までに国際社会が投入した資金によって、芸術や女子教育が普及した、国外に逃れても教育を受けた世代はそれぞれ活動している、国内でも抑圧的な環境のなか活動している、人こそアフガニスタンの希望だなどとした。サダト監督は、これからもアフガニスタンの女性たちに寄り添った映画を撮り続けていくという。
アゼルバイジャンで開かれている気候変動対策を話し合うCOP29では2日目の首脳級会合が始まった。途上国への資金援助の新たな目標額を決めることになっているが2日目の首脳級会合でエジプトマドブーリ首相が演説、先進国側が資金を負担するように求めた。12日の中国丁セツ祥筆頭副首相も新興国にも資金拠出を求めたいとする先進国をけん制する発言があるなど先進国と新興国で議論の応酬が続いている。
旧ソビエトのモルドバのポプショイ外相はNHKのインタビューでEU加盟を目指す姿勢を改めて強調した。モルドバではEU加盟推進の現職・サンドゥ大統領が再選を果たしている。ポプショイ外相は大統領選挙での勝利について「モルドバの民主主義は介入に耐えた欧州の一員になるという決意が示された」などとしたが一方ロシア国内の在外投票所を減らしたことをロシア側が批判されていることに対しては「国民の安全が保証できないため投票所の数を減らさざるを得なかった」などとしている。来年予定されている議会選挙では与党が多数派を維持するためにもEU加盟の恩恵をもっと市民に説明する必要があると述べた。
ドイツで今月連立政権が崩壊したことを受けて、与野党は来年2月下旬に議会選挙を行うことで合意した。政治空白の長期化を避けるため当初の予定を前倒ししたかたち。ショルツ首相はこれまで議会選挙を来年3月末までに行う意向を示していた。米大統領選挙でトランプ氏が勝利するとともに国内景気の失速が明らかになる中議会や経済界から政治空白の長期化を避けるべきとの声が高まり来園2月23日の議会選挙実施が決定した。議会選挙では世論調査の支持率で首位の最大野党キリスト教民主・社会同盟を軸とする政権に交代するかなどが焦点となる。
キリスト教の英国国教会で最高位の聖職者にあたるカンタペリー大主教が協会関係者が関与した長年にわたる少年らへの虐待問題の責任を取り辞意表明した。
- キーワード
- 英国国教会
油井秀樹キャスターらがエンディングの挨拶。
「中井貴一のサラメシ」の番組宣伝。
「NHK MUSIC SPECIAL」の番組宣伝。
「プレミアムシネマ」の番組宣伝。