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「護郷隊」 のテレビ露出情報

地下深くに広がる自然の洞窟「ガマ」で、ボランティアとして戦没者の遺骨を探す夫婦がいる。浜田哲二さんと律子さんは今年2月、制帽につける校章を発見した。1936年に那覇市に創設された県内唯一の旧制私立中学校「開南中学校」のものだった。戦争で生徒たちが軍に動員され、その多くが犠牲となったことで戦後廃校になった。戦争の激化に伴い県内の学校では授業がなくなり、生徒たちは軍の防空壕掘りや陣地構築の手伝いなどの後方支援に動員されていった。アメリカ軍が上陸し沖縄の地上戦が苛烈を極めていく中、子どもたちも最前線へと駆り出されていった。16歳で戦場へと送られた瑞慶山良光さんは、スパイ養成機関とされる「陸軍中野学校」出身者が中心の秘密部隊「護郷隊」に入隊した。地元の10代の少年たち約1000人が「少年ゲリラ兵」として集められ、橋や道路を破壊し米軍の侵攻を遅らせる任務を課せられた。瑞慶山さんは戦車を破壊するため約10kgの爆薬を詰めた木箱を背負って敵の戦車に忍び寄り、爆薬に火をつけ爆破する体当たりの作戦に従事させられた。しかし決行の直前に作戦は中止となり、すんでのところで生き延びることができた。瑞慶山さんは戦後PTSDを発症し、今でも心は戦争状態だという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年10月21日放送 1:53 - 2:53 TBS
ドキュメンタリー「解放区」標本室 ~731部隊 細菌戦と少年~
敗戦が濃厚となると大人たちは守るべき子どもたちをも武器に仕立て上げようとした。戦況が悪化していた1944年に制作された記録映画「戦ふ少国民」では、軍服を着用した校長が生徒たちに飛行訓練や手旗信号などと戦争遂行のために鍛錬する子どもたちの様子が描かれている。731部隊が満州の地で細菌培養に従事していた頃、沖縄では少年兵たちが激しい地上戦を戦っていた。少年たちだ[…続きを読む]

2024年8月10日放送 18:00 - 18:50 TBS
報道特集(特集)
80年前、ふるさとを守るために結成された少年部隊「護郷隊」。激しい地上戦で兵力が不足する沖縄。国は兵士に代わって10代の少年たちを召集したその数、約1000人。与えられた任務は敵に気づかれず、奇襲攻撃を繰り返すゲリラ戦。本土決戦を遅らせることが最大の目的だった。沖縄県中部の山岳地帯に今も護郷隊が活動していた痕跡が残されている。地元の研究者・恩納村史編さん係・[…続きを読む]

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