ピンチに直面しても諦めずに大逆転を果たした家族の物語に迫る。130年の歴史を持つ老舗を廃業危機から救った20代若手社長。斉藤キャスターが訪れたのは埼玉県桶川市の「五穀祭菓をかの」。桶川で130年以上続く和菓子店。名物は創業時から続く豆大福やフルーツ大福、どら焼きなど。店は約10年前まで年間1000万円赤字を出すこともある大ピンチだった。そこからV字回復させたのが元ギャル女将の榊萌美さん。ギャルの勢いが大逆転の鍵を握っていたという。店を継ぐきっかけとなったのは、経営を担っていた母が体調を崩して入院したこと。当時萌美さんを”小学生の自分”が背中を押した。母の入院後小学校卒業式のビデオを見る機会があり「お店を継ぐ」と話していたのを見て、お店を継ぐ決心をした。20歳で6代目女将に就任した。
元ギャルが20歳で和菓子店の6代目女将に就任した。入社してすぐ最高1日約5万本を売り上げた爆売れヒット商品を生み出した。赤字の原因を大ヒットスイーツ「葛きゃんでぃ」に改良したとのこと。葛粉を使っておりもっちりとした食感が特徴で、時間がたっても形がくずれない。萌美さんの入社当時、不人気だった葛ゼリーは日持ちもせず赤字の原因だった。葛ゼリーをアイスに改良したところ、お祭りで2日で1000本を売れたという。ネット販売では1日最高約5万本売れる商品となり、店は10年ぶりの黒字を達成した。萌美さんの父・信明さんは「予想外に売れた。ちょっと衝撃的でした」と話した。
若手社長が廃業の危機を救った「五穀祭菓をかの」を紹介。葛きゃんでぃの想定以上の反響に萌美さんがうまく対応できず、従業員の不満が溜まり一気に3人辞める事態となったという。ピンチを救ったのは過去の自分だった。アルバムを見て、作り手の気持ちを理解できていなかったと未熟さを反省した萌美さんは、新たな挑戦として「かき氷」を始めた。食材を選び自家製シロップを研究、売り場を作ったりチラシを用意するなどし、3か月で1600杯売れたという。狙いはイートインスペースを作り、店に入りやすい空気を作ること。和菓子を買うお客さんが増える相乗効果があったという。萌美さんは桶川市の市議会議員としても活動しているほか、独自の和菓子ブランドを立ち上げるなど次々と新しいことに挑戦している。
元ギャルが20歳で和菓子店の6代目女将に就任した。入社してすぐ最高1日約5万本を売り上げた爆売れヒット商品を生み出した。赤字の原因を大ヒットスイーツ「葛きゃんでぃ」に改良したとのこと。葛粉を使っておりもっちりとした食感が特徴で、時間がたっても形がくずれない。萌美さんの入社当時、不人気だった葛ゼリーは日持ちもせず赤字の原因だった。葛ゼリーをアイスに改良したところ、お祭りで2日で1000本を売れたという。ネット販売では1日最高約5万本売れる商品となり、店は10年ぶりの黒字を達成した。萌美さんの父・信明さんは「予想外に売れた。ちょっと衝撃的でした」と話した。
若手社長が廃業の危機を救った「五穀祭菓をかの」を紹介。葛きゃんでぃの想定以上の反響に萌美さんがうまく対応できず、従業員の不満が溜まり一気に3人辞める事態となったという。ピンチを救ったのは過去の自分だった。アルバムを見て、作り手の気持ちを理解できていなかったと未熟さを反省した萌美さんは、新たな挑戦として「かき氷」を始めた。食材を選び自家製シロップを研究、売り場を作ったりチラシを用意するなどし、3か月で1600杯売れたという。狙いはイートインスペースを作り、店に入りやすい空気を作ること。和菓子を買うお客さんが増える相乗効果があったという。萌美さんは桶川市の市議会議員としても活動しているほか、独自の和菓子ブランドを立ち上げるなど次々と新しいことに挑戦している。