「カツ丼」に欠かすことのできない豚肉と卵の価格が過去最高値となっていて、店からは不安の声が上がっている。取材班が訪れたのは東京・豊島区にある人気かつ丼店「神戸かつ丼 七兵衛 高田馬場2号店」。一番人気は950円の「かつ丼」。とんかつに絡めるのは卵2個と優しい甘さでコクのあるだし。このほか「カレーかつ丼」も人気の1つ。しかし今、豚肉と卵の価格が上昇を続けている。農林水産省によると今月の7日から9日に全国のスーパーなどで販売された豚肉の平均価格はロース100gあたり293円で2003年の調査開始以降で最高値となった。卵も1パックあたり309円と過去最高値に並んでいる。豚肉の高騰は長引く円安の影響で輸入品の価格が上昇したことで国産品も値上がりしていることが要因。卵は鳥インフルエンザの影響から生産が回復していないことに加え、季節的な需要が高まっていることも価格上昇の要因になっている。その他にも光熱費や人件費なども高くなっている。横浜市のスーパーでの調査でも豚肉と卵の値上がりを実感しているお客様が多くいた。このお店では、円安による仕入れ価格の上昇と輸送費や梱包資材の高騰で販売価格を上げざるを得ない状況だという。スーパーセルシオの担当者は「国産豚に関しては例年通りの相場だが、輸入豚が高い値段が続くようであれば国産豚も値段が上がるかなと思う」と話す。
