愛知県豊橋市内に山積みになっているのは市内の廃棄物処理業者が保有する大量のプラスチック類。市内には同様の場所が8か所あり、その量は合計約3万2000トンとされている。周辺住民はこれまで有害物質流出などにつながる廃棄物として市や業者に対し撤去を申し入れてきた。これに対し業者側は再利用に向け一時的に保管している有価物だと主張している。今年5月には別の山積み箇所で崩落が発生したという。豊橋市に連絡したところ業者がすぐに片付けたという。周辺住民は野積み廃プラから町民を守る会を設立し豊橋市に具体的な対応を求めている。しかし市は業者側が有価物だとする理由を否定できないとして積極的な介入を行っていない。豊橋市は、事業者はプラスチック梱包体を計画中の事業活動で必要となる有価物であるとして、所有者が利用目的のある有価物と主張している私有財産について、市が廃棄物と判断するのは慎重さが求められ、現時点では廃棄物と判断できないとしている。こうしたうえで豊橋市は、不適切な保管が認められる場合には法令に則した適切な対応を図り必要な指導を行っていくとしている。
