ブラジル産鶏もも肉(1kg)の値段が去年6月と比べて212円アップしている。日本の輸入鶏肉の約65%がブラジル産で、専門家によると円安や輸送コストの上昇、国内需要の増加などが値上がりの原因だという。スーパーマルサンでは先月27日に100gあたり75円だったのが今日は86円になっている。スーパーマーケットセルシオでは去年は100gあたり68~78円で推移していたが、今日時点で取り扱いをやめているとのこと。国産との価格差がなくなっているのが要因だという。ある惣菜店では仕入れ価格の高止まりにより鶏肉の惣菜の価格を1割アップしたというが、本音はもっと値上げしたいとのこと。田中さんは「鶏肉の需要は増えた気がする」などと話した。鶏肉の需要は世界でも拡大しており、牛・豚より安価なことや健康的なイメージなどが背景にあるとのこと。