夫が亡くなって7年。妻が求め続けた文書がようやく開示された。2016年、大阪の国有地が学校法人森友学園に8億円以上も値引きされて売却された問題。開校予定だった小学校の名誉校長に安倍元総理の妻・昭恵氏が就任していたことなどから値引きに政治家が関与したのではないかとの疑惑が浮上。その後、財務省による決裁文書の改ざんが発覚。近畿財務局の元職員の男性はその改ざんを命じられたことを苦に2018年、自ら命を絶った。男性の妻は真相を知るため財務省に文書の開示を求め続けた。今回、開示されたのは2013年から2016年にかけての森友学園との土地取引に関する経緯の文書。財務省に保管されていた17万ページ以上のうち2255ページ。財務省本省が土地取引を担当する近畿財務局に学園側の土地を取得したいという要望について不適格としないよう求めている様子などが記述されている。2014年4月に学園の理事長が昭恵氏と撮影した写真を財務省側に示したやり取りの文書は今回、開示された中には含まれていなかった。元職員の男性が改ざんの経緯などをまとめた資料については6月上旬をめどに開示される予定。