大相撲で史上初外国人出身横綱となり幕内優勝11回の元横綱曙太郎さんが心不全のため54歳で亡くなった。曙さんを象徴するのは身長の高さで史上最も身長が高い新弟子として注目された。このときにはのちに最大のライバルとなる若花田と貴花田の姿もあった。初土俵では長い腕を活かした突きや押しが最大の武器であった。初土俵から5年で第64代横綱に昇進した。若貴より先に横綱になったがライバル3人による優勝決定戦があり、兄を倒し決勝に挑んだ貴ノ花との取り組みで若貴を制した。2001年にけがなどを理由に引退した。引退から2年後に多くの人を驚かせたのがリングにのぼったことである。