食品ロスは2000年度の1年間で約980万トン、2030年度までに半分にするのが目標だったが、2022年度の推計値は約472万トンで目標を達成。すると、内閣府の食品ロス削減推進会議では新たに2030年度までに435万トンにまで減らすと設定された。都内にあるマルヤス大森町店では食品ロスを減らすため、賞味期限切れの商品を多く取り扱っている。賞味期限は「おいしく食べられる期限」、消費期限は「安全に食べられる期限」を意味する。消費期限が短いと、食品が無駄になってしまいかねないなか、キユーピーは主力商品の「キユーピーマヨネーズ」の賞味期限を12カ月から13カ月に延長すると発表。年月表示を採用し、家庭での賞味期限切れを減らす効果を期待している。