トランプ大統領は第2弾の相互関税を発動後、約13時間で方針転換を表明。ただ中国に対しては例外だった。トランプ氏が決めた中国への34%の相互関税に対し、中国は34%の報復関税で対抗した。その後も両者は一歩も引かず、トランプ氏は中国への関税を145%に、中国は報復関税を125%に引き上げた。貿易摩擦が激化する中、習近平国家主席は金曜日に「関税戦争に勝者はいない。世界と対立し自国が孤立することになる」とトランプ政権を批判した。一方、石破総理は7日夜にトランプ氏と電話会談し、政府はトランプ関税の交渉担当に赤沢亮正経済再生担当大臣を指名した。赤沢氏は16日から訪米し、ベッセント財務長官らと協議に入る方向だという。