トランプ政権は日本から輸入する自動車の関税について現地時間の16日午前0時1分、日本時間午後1時1分から引き下げた。これで乗用車と自動車部品の関税はこれまでの27.5%から15%になった。また相互関税についても軽減措置を適用し、従来の関税率15%以上の品目については税率の上乗せが行われなくなるとしている。これは本来8月7日から適用されるべきだったため、これまでに米国が徴収しすぎた関税については先月7日にさかのぼって還付される。これらは7月の日米合意に基づいた措置で、トランプ大統領は4日、合意内容を実施するための大統領令に署名していた。交渉を担当した赤沢大臣は引き続きアメリカと関税交渉を行っていく考えを明らかにした。