常田守さんは写真家で72歳だが山歩きは現役。歯科技工士の仕事をしながら、一年の3分の1を奄美の自然に捧げてきた。島でのゴルフ場開発に反対し、奄美の固有種を原告として提訴したことも。自然保護に関わる人達からはご意見番ロして一目置かれている。常田さんは海岸沿いに植えられた外来種のモクマオウが砂浜を侵食していると答えたが、かつては防風林になればと自治体や住民が植えていた。常田さんらの呼びかけで駆除対象となったが、奄美大島は徳之島、沖縄島北部及び西表島が世界自然遺産に。その決めては生物の多様性で、亜熱帯気候に属している琉球列島、かつてユーラシア大陸と陸続きだった。長い年月の間に地殻変動などで島が離れたりくっついたりし、それぞれの島で固有の進化を遂げた。
国際自然保護連合の担当者は常田さんに現地を案内されたことを今でも覚えているという。奄美の生き物が活発になるのは夜で、林道を車で走ると出くわすのは特別天然記念物のアマミノクロウサギ。奄美大島と徳之島にしかいない絶滅危惧種。道路に出てくる理由はハブを警戒し、広い場所で糞をしに来るという。しかし前には脅威になっていた生き物がいたが飼い猫が野生化したノネコ。またハブ対策で放たれた特定外来生物のフイリマングースもウサギたちを狙い、絶滅寸前にまで追いやった。世界遺産の登録の前後として奄美固有種の生き物を守ろうと外来種の捕獲や管理が徹底されるようになり、クロウサギなどの数は急速に増えている。かわりに脅威となったのは人間。クロウサギの交通事故の数が去年過去最悪を記録。環境省は個体数が回復したことを一つにあげている。(環境省調べ)
一部の林道では、夜間の利用は事前予約制で時速10kmで走行するなどのルール化をしているが、対策が不十分だと常田さんはぼやく。奄美も亜熱帯を象徴する動植物のヒカゲヘゴは恐竜のいた時代からあったとされ、生きた化石とも言われているがヒカゲヘゴが育つのは伐採や倒木による日当たりの良い場所。林業や戦後の食糧難で田畑を切り開いたために奄美の手つかずの森はほぼないという。再生された森の奥で、常田さんは絶滅が心配された生き物たちの姿を探す。この日奄美で一番高い湯湾岳にのぼった常田さん。ある場所で足が止まった。黄色の花を咲かせるトクサランは環境省が準滅危惧種に指定されているが国立公園での動植物の採取は原則禁止されている。イノシシなどに荒らされた可能性もあるが、常田さんは人が持ち去ったのではないかと疑っている。希少な動植物は、種の保存法や県・奄美5市町村の条例で希少種の捕獲や採取は禁止。それでも持ち去られる被害は後を絶たない。絶滅危惧種のダイサギソウは去年秋に花を咲かせてすぐにスコップのようなもので根本から持ち去られた。
販売目的で持ち去るケースもあり、奄美では去年中国籍の男3人がオオヤドカリ5000匹を密猟下としたとして逮捕された。ペットとして人気が高いという。常田さんの部屋は散らかっていたが、写真のデータの中も。自身の集大成となる作品を作りたいと何万という写真に向き合う気力がわかないという。
国際自然保護連合の担当者は常田さんに現地を案内されたことを今でも覚えているという。奄美の生き物が活発になるのは夜で、林道を車で走ると出くわすのは特別天然記念物のアマミノクロウサギ。奄美大島と徳之島にしかいない絶滅危惧種。道路に出てくる理由はハブを警戒し、広い場所で糞をしに来るという。しかし前には脅威になっていた生き物がいたが飼い猫が野生化したノネコ。またハブ対策で放たれた特定外来生物のフイリマングースもウサギたちを狙い、絶滅寸前にまで追いやった。世界遺産の登録の前後として奄美固有種の生き物を守ろうと外来種の捕獲や管理が徹底されるようになり、クロウサギなどの数は急速に増えている。かわりに脅威となったのは人間。クロウサギの交通事故の数が去年過去最悪を記録。環境省は個体数が回復したことを一つにあげている。(環境省調べ)
一部の林道では、夜間の利用は事前予約制で時速10kmで走行するなどのルール化をしているが、対策が不十分だと常田さんはぼやく。奄美も亜熱帯を象徴する動植物のヒカゲヘゴは恐竜のいた時代からあったとされ、生きた化石とも言われているがヒカゲヘゴが育つのは伐採や倒木による日当たりの良い場所。林業や戦後の食糧難で田畑を切り開いたために奄美の手つかずの森はほぼないという。再生された森の奥で、常田さんは絶滅が心配された生き物たちの姿を探す。この日奄美で一番高い湯湾岳にのぼった常田さん。ある場所で足が止まった。黄色の花を咲かせるトクサランは環境省が準滅危惧種に指定されているが国立公園での動植物の採取は原則禁止されている。イノシシなどに荒らされた可能性もあるが、常田さんは人が持ち去ったのではないかと疑っている。希少な動植物は、種の保存法や県・奄美5市町村の条例で希少種の捕獲や採取は禁止。それでも持ち去られる被害は後を絶たない。絶滅危惧種のダイサギソウは去年秋に花を咲かせてすぐにスコップのようなもので根本から持ち去られた。
販売目的で持ち去るケースもあり、奄美では去年中国籍の男3人がオオヤドカリ5000匹を密猟下としたとして逮捕された。ペットとして人気が高いという。常田さんの部屋は散らかっていたが、写真のデータの中も。自身の集大成となる作品を作りたいと何万という写真に向き合う気力がわかないという。
