きのうプロ野球現役最年長・45歳のヤクルト・石川雅規が今シーズン初マウンドへ。実は石川がプロ入りしたのは2002年と福さんが生まれる2年前。身長はセンチとプロ野球選手の中では小柄だが、ルーキーイヤーから勝ち星を重ね、去年まで23年連続で勝利。通算186勝をマークしており、福さんも尊敬する選手の1人。きのうはプロ野球史上初となる24年連続勝利を目指し阪神戦のマウンドへ。2回に3点を失うがその後は立ち直り、落ちる変化球で三振を奪うなどこれまで武器としてきた自慢のコントロールを見せる。その力投にヤクルト打線は若手が奮起。6回、同点のチャンスに石川と20歳差の増田珠がタイムリーヒットを放ち同点とする。続く勝ち越しのチャンスに石川と21歳差の赤羽由紘が放った打球にファーストが悪送球。その間に2人がホームインし勝ち越しに成功したヤクルト。45歳の石川雅規がプロ野球史上初の24年連続勝利を手にした。石川は「一人でできる数字ではないですし、支えてくれた家族や使い続けてくれた監督さん・コーチ・裏方さん・ファンの皆さんのおかげだと思っているので、なんとか1軍のマウンドに立てたことが本当に嬉しい」などとコメントした。(ヤクルト5-3阪神)