撮影2日目の午前4時30分、朝のお経が始まると、その音に気づき駆け出すネコなどがいた。午前9時半、1台のバイクが。滋賀県から来たという男性。数ヶ月に1度は訪れるという。男性はここのネコの中にもいじめるネコ、いじめられるネコがいて、人間社会と同じだと感じていることなどを話した。撮影スタッフに女性が話しかけてきた。週に2日は通う常連。ボスネコの風太など、ここのネコのヒエラルキーについて教えてくれた。ネコが車の下に入ってしまい、車を動かすことを躊躇している男性がいた。傘を車の下に入れて誘い出そうとしていた。夕方、境内のハズレできのう会った男性が居た。シローというネコを探してここまで来たという。男性は製造業の会社で人事をしており、管理職になった頃からここに通い始めた。馴染めないネコ、はぐれてしまった感じのネコなどを見ていると、自分を見ているように感じるという。