山林火災が続く岩手県大船渡市を支援しようと4年前に大規模な山火事があった栃木県足利市では市役所や公民館などに募金箱を設置している。岩手県大船渡市では先月26日に発生した山林火災からきょうで1週間となり焼失面積は市の面積の9%に達しているが鎮火のめどは立っていない。こうした中、4年前に鎮火に3週間かかる大規模な山火事が発生した足利市では市役所や市内の公民館など19か所に支援のための募金箱をきのう設置した。4年前、市には全国からおよそ6700万円の寄付が寄せられ消防機材の購入やハイキングコースの復旧などに充てたということで足利市は今回集まった募金を大船渡市の消防活動や被災者の支援などに広く使ってほしいとしている。足利市社会福祉部・川島元貴課長は、恩返しをしたいとの強い思いや市民からも問い合わせがあり寄付を呼びかけることにしたと話した。