輪島市・輪島崎町で能登半島地震以降初めて素潜り漁が解禁された。解禁初日の今日、この道10年の米谷さんは港から西に5キロほどの漁場で3時間ほど海に潜り、漁を行った。輪島崎町では地震の影響で地面が隆起し磯が干上がったことや、漁業者の生活再建の見通しが立たなかったことから、3ヶ月あまりにわたって素潜り漁を行っていなかった。今月12日に海に潜って調査したところ、サザエなどが確認でき、漁業関係者が集まり解禁を決めたという。米谷さんはサザエ25キロほどが水揚げできたという。採れたサザエは、保管するための港の設備が復旧していないため、ケースに入れて海中で保存し、約100キロたまった段階で販売する予定だという。