石川県能登地方で川の氾濫や土砂崩れが相次いだ記録的な大雨から6日。消防や警察は今日も連絡が取れなくなっている人の捜索を進め、県などは今も行き来が難しい3つの地区の孤立状態の解消を急ぐことにしている。石川県輪島市七浦地区の山あいにある集落のほとんどの住民は避難せずとどまっているが、介護サービスを受けられないことから90代の女性は地区の公民館に向けて避難していた。七浦地区では孤立状態が解消されたが停電や断水が続いているためきのうから希望する住民の集団避難が始まっている。ただ県によると昨日午後4時時点で輪島市と珠洲市の3地区4か所計42人が孤立状態あるという。県などは地区に通じる道路の通行の安全を確保するため崩れた土砂を取り除く作業を急いでいる。
今回の記録的大雨で輪島市では9人、珠洲市では2人の計11人の死亡が確認されている。また安否不明者の捜索も続いている。久手川町の塚田川周辺では昨日も警察官や消防隊員などが重機や手作業で倒木やがれきを撤去し手がかりがないか探していた。この周辺では住宅4軒が流され、中学3年生の安否が分からなくなっていて、消防や警察などは今日も捜索を行うことにしている。
今回の記録的大雨で輪島市では9人、珠洲市では2人の計11人の死亡が確認されている。また安否不明者の捜索も続いている。久手川町の塚田川周辺では昨日も警察官や消防隊員などが重機や手作業で倒木やがれきを撤去し手がかりがないか探していた。この周辺では住宅4軒が流され、中学3年生の安否が分からなくなっていて、消防や警察などは今日も捜索を行うことにしている。