元日の能登半島地震からきょうで9か月。石川県で地震後に建設された仮設住宅の住民は今回の記録的豪雨で被災し、住まいからの退去を再び強いられている。輪島市と珠洲市では、地震で被災した住民が暮らす仮設団地のうち6か所が、21日の大雨で床上まで浸水した。このうち、142棟すべての住宅が床上浸水の被害を受けた輪島市の宅田町第2団地では、復旧工事を行うため、きのうから住民の一時退去が始まった。地震から復興道半ばでの今回の大雨被害。復旧の長期化に住民の不安は募るばかり。
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