番組に多く寄せられた、相次ぐ災害で被害を受けた能登半島を応援してほしいとの声を受け、大吉が能登半島へ。まずやってきたのは輪島市。朝市通りは建物のない更地が広がっていた。かつては日本三大朝市にも数えられる人気スポットだった。自治体による建物の解体は先月末に終わったばかり。輪島の朝市はいま、市内の商業施設で営業している。火災で店を失った30の店舗がここで営業を再開し、大吉が竹細工やお箸、いしるなどのお土産を購入した。いしるはイカの内蔵を熟成させた魚醤。冨水長毅さんは、この商業施設で行う出張朝市を企画したひとり。「とにかく戻ることが我々の目標」と語る。区画整理や所有者の理解など再建には時間がかかるという。大吉は最後まで店主たちの元気さに圧倒された。