能登半島地震から3カ月。被災地を緊急取材。輪島市では電気はほぼ復旧したが、水道の復旧は7割強の地域にとどまっている。漆芸家の桐本滉平さんが輪島の現状を語った。輪島朝市通りの工房兼住居は火災で焼失。震度や被害者の人数だけで被害状況を判断しないでほしいと訴えた。建物の倒壊危険度と水道管の被害は東日本大震災を上回っている。政府や国民の持つイメージと能登の実態に乖離を感じるという。将来の見通しが立たない被災者たちは、知られざる窮状に大きな不安を抱えていた。
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