能登半島地震のあと輪島港では海底の隆起などで船を出せずにいたが工事が進められ、きょう輪島の海女たちが素もぐり漁を再開。海女が所属する組合は今月もずく漁から素もぐり漁を解禁することに決めた。今朝は海女達130人が港に集まり出発した。港に戻るともずくが入ったかごを次々と船から運び出し、漁協の職員たちが荷さばき場で重さを量っていた。組合によると地震の影響で水槽や冷蔵設備も被災したことなどからさざえやあわびではなく管理しやすいもずくから漁を再開することにした。当面は収穫量を1人15kgに制限したうえで海中の調査も行いながらさざえやあわびの漁の再開を検討していく。