「パックご飯」が海外への大量輸出に向け動き出した。ジャパン・パックライス秋田は、2021年に建設した工場で年間3600万食を製造し、そのうち台湾に1万4000食を輸出している。ジャパン・パックライス秋田は、来年夏頃の稼働を目指して新たに工場を建設する。5500万食を製造予定で、1000万食以上を米国、中国、タイに輸出予定だ。近年パックご飯の輸出額は右肩上がりで、4年前の2倍となっている。アイリスオーヤマはおととし台湾に輸出開始し今年からアメリカやタイにも市場を拡大する。2年後には12億円の輸出を見込んでいる。テーブルマークはアメリカやタイなどに輸出を行い、去年は前の年と比べて4割近く輸出量が増加した。