3月に落札された備蓄米21万トンのうち、集荷業者が引き取った量は20万8380トン、卸売業者に引き渡された量は5万4645トン、小売・外食などに届いた量は2万2303トンで全体の10%余にとどまっている。農林水産省は先月下旬の段階で備蓄米は小売業者に十分に行き渡っておらず、大型連休以降本格的に届き始めているとみられるとしている。農林水産省は4月の相対取引価格を発生し、去年産の全銘柄の平均で60キロあたり2万7102円と前月比5%値上がりした。相対取引価格は前の月には8か月ぶりに値下げしたが、再び値上がりに転じ、最高値を更新した