石破首相、小泉大臣の肝いりで始まったきのうの閣僚会議。コメ価格の高騰問題が深刻化する中で石破総理はことし1月ごろから事実上の減反政策を見直して農業政策の転換が必要という考えは示していた。しかし、ここまで農水省、自民党、農水族の反対で進まなかった。そこにきて江藤農水相の失言、小泉大臣を起用して突破力を活用して自分がもともとやりたかったことをやろうという形に打って出たという見方が出ている。農家の所得補償について石破総理は「全ての農家を対象とすると補償は成り立たない」との考え。税金で補償するとなると全ての納税者に納得してもらえるものなのかと話していて、対象を絞っていく必要があるとしている。