高市総理は、きのう辞任した簗農林水産大臣の後任に、自民党の武部新元農水副大臣を起用することを決めた。国会記者会館から中継で平井智也さんが解説する。武部氏は農水副大臣などを努めた、この分野の専門家で予算委員会の途中での交代という政権にとって危機的な状況の中で、即戦力を重視した形である。武部氏は、“農林水産行政にとって大変重要な局面を迎えているというふうに思います。(高市総理からは)部会長も副大臣もやっているので、全部頭に入っているはずだからしっかりやってくださいと。”などと話した。簗氏は高市総理と政治信条が近く、総理自身が任命した肝いりの存在で、任命責任が重く問われる事態になっている。総理側近の1人は、「辞任のタイミングは予算委員会への影響を最小限に抑えるため、衆議院での質疑が終わった後しかなかった」と話した。野党側は、あす予定していた参院予算委員会を来週に延期するほか、簗氏の辞任を受けて別途、総理出席の集中審議も求めていて消費税の減税法案などにも影響が生じかねない状況になっている。
