アメリカ産の牛肉は国産に比べて手をだしやすいイメージがあるが、輸入牛肉の仕入れ値がコロナ前と比べて1.8倍になった。長引く仕入れ値の高騰で価格が国産牛に近づきつつある。コロナ禍で換気の良さなどでニーズが高まり出店が相次いだ焼き肉店だがいまは一転、過去最多のペースで倒産が急増。去年同時期比倒産件数約2．5倍。円安などの影響で高騰する輸入牛肉。今年に入り、アメリカ産牛肉の卸売価格は右肩上がりとなっている。埼玉県にある先週オープンした激安スーパーでは国産牛が大量に並べられているが輸入肉が少ない逆転現象が起こっていた。輸入牛肉の仕入れ値が2倍以上に高騰、国産あまり値段の変動がなく、輸入と同じくらいの仕入れ値のものもある。そこで高騰する輸入ではなく、国産をメインに変えたという。オープンから一週間で輸入に比べて国産の売れ行きは約2倍だという。