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「辻椀木地木工芸」 のテレビ露出情報

しおやす漆器工房は創業160年を超える。先週水曜日から被災した店舗ではしやアクセサリーなどの商品の販売を一部再開した。地震で輪島塗が散乱し店の奥はまだ片付けができていない。輪島塗には大きくわけて3つの工程がある。まずはケヤキなどの木材を削り加工して木地にする。そして下地を作り何度も漆を塗り重ねていく。最期は刀を使って面を彫り金箔など押し当て加飾し完成させる。工程は124にも及ぶという。そのため輪島塗は各工程ごとに職人が担う分業制を取っている。輪島塗は日本を代表する漆器として全国で初めて国の重要無形文化財に指定された。
輪島塗で最初の工程を担うのがお椀などを作る木地師。辻さんは100年近く続く木地屋の4代目だが、仕事道具が散乱し今は手つかずとなっている。職人の多くが避難生活を送っていることから商品作り再開の目処は立っていない。輪島塗を守るため職人達は再建を目指し一丸となっている。全国に50店舗を展開する奈良県の会社が北陸4県の工芸品展を開催し売上を寄付している。昨日から東京でいしかわ伝統工芸フェアが開催されていて2万点以上の工芸品が並んでいる。1日目の来客数と売上はいずれも例年の3倍を超えた。

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