今回は迎賓館赤坂離宮。前庭ではアフタヌーンティー(要予約、1セット2名様分 6,600円、別途庭園入場料)が楽しめる。迎賓館赤坂離宮がモデルとしたのはヴェルサイユ宮殿だが、屋根や部屋の中に鎧兜があるなど、至る所に日本の装飾が散りばめられている。国立国会図書館や東京オリンピック組織委員会の事務所になるなど時代に合わせて役割を変えてきた。手がけたのは2人の建築家。1人は明治のエリート官僚だった国家の建築家・片山東熊、もう1人は昭和の国民の建築家・村野藤吾。片山が作り上げた黒塗りの門を村野は白に塗り直した。その変化に隠された意味とは。
住所: 東京都港区元赤坂2-1-1