近畿大学は大学として初めてウナギの完全養殖に成功したと発表した。ウナギの稚魚であるシラスウナギは2013年に環境省によって絶滅危惧種に指定され、国内で流通するウナギの殆どが稚魚からの養殖に依存しているため年々価格が高騰している。今回の完全養殖は人工授精で仔魚をシラスウナギにして更に育てて卵がとれるため、価格抑制に期待がもたれている。現在は良質な卵を安定的に確保するのが難しいなどの課題があり、今後も研究を進めていくという。
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