高知の夏の風物詩「よさこい祭り」の踊りを間近で楽しめる桟敷席の入場券の販売がきょうからインターネットなどで始まった。よさこい祭りは8月9日から前夜祭を含めて4日間の日程で開かれ、県内外から188チーム、およそ1万7000人の踊り子が参加する見込みとなっている。高知市追手筋の競演場では踊りを間近で楽しめる有料の桟敷席が設けられることになっていて、入場券の販売がきょうから始まっている。去年、特別観覧エリアとして4人から6人向けにテントとパラソルがついたグループエリアを初めて設けたが、好評だったためことしは家族向けに4人用のパラソルシート席も新たに設けた。座席の数は1公演につき一般席がおよそ1400席、グループエリアは6か所、パラソルシートは12か所でインターネットと全国のコンビニエンスストアで販売される。一般席の料金は前売り券が2000円、当日券が2500円、グループエリアは3万円、パラソルシートは1万5000円。席を販売する高知市観光協会は「開催期間中は休日で、去年よりも参加チームも多いと聞いている。できるだけ多くの人によさこい祭りを見に来てほしい」と話している。