のどの老化の要因はたばこを吸う・いびきや無呼吸の時がある・脂っこいものが好き・以前と比べて会話する頻度が少ないなど様々なものがあるといい、高血圧も悪影響を与えてしまう。背景にはラクナ梗塞という小規模な脳梗塞が誤嚥を防止する能力を低下させることがあるという。また、アルコールを飲んだ状態で寝てしまうとこれも唾液を飲む反射が落ち込み誤嚥につながってしまう。胸焼けは遺産の逆流であり逆流性食道炎につながる。食事でむせてしまう人も要注意となる。逆流性食道炎は食事の直後に横にならないことが防止につながる。のどの機能を測るゴックンテストというものがあるのだといい、30秒で何回つばを飲み込めるかでのどの年齢を把握することが出来る。5回の人は70代、4回以下の人は80代となっていて、大谷氏は実年齢よりものどが衰えている人は注意が必要で、5回以下の人は特に注意が必要という。喋る人はのどが衰えにくいのだといい、誤嚥を防ぐ効果もあるという。
のどの能力を取り戻すためのトレーニングを紹介。あごの下に両手の親指の腹を当て下を向いてあごを力いっぱい引き親指はあごを押し戻すように力を入れて5秒キープする運動を1日5～10回行うとのどを鍛えることが出来ると紹介。顔をまっすぐ正面を向き、奥歯を食いしばるように心がけて「イィ～」と10秒間発声するトレーニングも有効という。のどの年齢を10歳ほど若返らせることが出来るという。「バスガス爆発」「赤巻紙青巻紙黄巻紙」などの早口言葉も有効で、失敗しても繰り返すことが大切となっている。「ぱ・か・た」のそれぞれの音を10回連続で発生する事もおすすめで、「ぱ」はくちびるを、「か」は喉の奥、「た」は舌の先に力を入れることで鍛えることが出来る。カラオケも効果的だという。