商品開発室の早田さんは透明醤油のアイデアを考え、山村社長がそのアイデアを掘り起こした。幹部たちに提案したが大反対された。しかし山村社長は開発にゴーサインを出した。開発は始まったが、時間が経つと色がつくとわかり早田さんは調合を改良していった。一方で地域の保育園で職員や保護者を対象にアンケートを実施。多くの親たちが子どもの食べこぼしに悩んでいると知り、透明醤油の開発にも熱が入った。2019年に透明醤油が発売されると、初年度から40万本を売り上げる大ヒットとなった。山村社長は事業を調味料1本に集約し、社名もフンドーダイに戻した。