神奈川県鎌倉市で遺品に関する本作りを行っているのが川端美香。写真家の野口玲と発行を続けている。本には写真とともに、物にまつわる思い出が記されている。川端の活動は自身の経験に基づいている。父と母を亡くし、両親の遺品を整理していたときに野口に写真撮影を頼み、野口は撮影だけでなく、遺品にまつわる思い出を川端から聞いて文章にした。その後川端は野口とともに知り合いの人達の遺品の思い出を取材するようになった。平井は川端に取材を受けたことがあるという。本を作る取り組みは少しずつ広がっている。母を亡くした沼田元氣も川端に本作りを依頼したという。