広島・福山市の小野さんのお宝は「華岡青洲の書 2点」。空き家になっていた妻の実家から見つかったもの。
華岡青洲は学問を深めるうち、病巣を体内から取り除くことができれば病を治せるに違いないと考えるようになった。そこで麻酔薬の開発に取り掛かる。動物実験を繰り返しやがて全身麻酔に成功する。母と妻が自らを実験台にと申し出て、妻は後年失明してしまう。こうした献身のおかげで青洲はついに麻酔薬「通仙散」を完成させた。1804年10月、乳がん患者の麻酔手術を行い世界初の全身麻酔手術に成功。
華岡青洲は学問を深めるうち、病巣を体内から取り除くことができれば病を治せるに違いないと考えるようになった。そこで麻酔薬の開発に取り掛かる。動物実験を繰り返しやがて全身麻酔に成功する。母と妻が自らを実験台にと申し出て、妻は後年失明してしまう。こうした献身のおかげで青洲はついに麻酔薬「通仙散」を完成させた。1804年10月、乳がん患者の麻酔手術を行い世界初の全身麻酔手術に成功。