きのうから始まった連続テレビ小説おむすび。主人公の米田結役を演じるのは、橋本環奈さん。福岡、神戸、大阪を舞台に、平成元年生まれのヒロインがやがて栄養士となり人の心と未来を結ぶ物語。ドラマのタイトルはおむすび。ある実話のエピソードがタイトルに込められていた。1995年に起きた阪神淡路大震災。結は6歳のときに被災する。震災当時、多くの被災者の支えになったのが、避難所で出された炊き出しのおむすびだった。当時のように食や人とのつながりや絆が、ドラマの中でも丁寧に描かれていく。震災が発生した4年後に生まれた橋本さん。同世代の人たちとともに、震災と向き合っていきたいと考えている。現在、橋本さんは関西に滞在して撮影を行っている。暮らしてみたからこそ分かる街の魅力を聞いてみると「活気を感じる」とコメント。食を通じて人とつながること、支え合うことの大切さを橋本はドラマに込める。連続テレビ小説おむすびは、このあとNHK総合で8時から放送。