- 出演者
- 横澤夏子 盛山晋太郎(見取り図) リリー(見取り図) 新山千春 原西孝幸(FUJIWARA) いとうあさこ 宮崎莉里沙
最初のミステリーの舞台は北海道札幌市。調査するのは子役の宮崎莉里沙とFUJIWARA原西。大きな窓がたくさんある不思議な形をした家。2階建て、約240平米の3LLDK。1階は真ん中にある洋室をリビングや廊下でぐるりと囲む個性的なつくり。最大のミステリーは2階のリビングの上に書かれた1・2・3と数字が書かれた謎空間。住人は共に建築士の松島さん夫妻でこの家も自ら設計した。1階のリビングは入ってすぐに本棚が。1・2・3の部屋は絵本が関係しているという。奥は約15帖のリビングで大きなソファと約5mの窓が。リビングの真ん中にある部屋は約8帖の音楽スタジオになっている。
ここで問題「1・2・3の謎空間の正体は?」。スタジオの面々は「監獄風ルーム」、「ドラゴンボールが全巻置いてある」などと解答した。
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- ドラゴンボール
宮崎と松島は謎空間のある2階へ。上がると約5帖の書斎がある。壁にかけられた3つのピーナツの飾りは大きなヒントだという。
2階へ1・2・3の番号が振られた謎空間の正体は3つ子用の部屋だった。カプセルホテルのイメージでベッドと机が一緒になった3つの部屋。仕切りをなくしたことで目が行き届き安心できるだけでなく、机の向こうに壁がないので勉強も教えやすい。常に家族を感じられる仕切りがない設計でコミュニケーションがとりやすく、3つ子は友達のように仲が良い。
VTRを見て、新山千春は「リビングが走れるのがいいですね。開放感」とコメントした。宮崎莉里沙はまだ自分の部屋はないが、絶対置きたいのはクレーンゲームでとったギョーザの大きい人形だと話した。
続いてのミステリーの舞台は千葉市。新山千春が調査する。住人は5人暮らしの宍倉さん一家。3LDK、約136平米の2階建て。ミステリーなのは玄関で、週2回ある時間になると謎の2つの長方形が出現し、玄関がふさがれあるものに変わるという。約4帖の玄関は一見普通だが何に変わるのか。リビングは約22帖、書斎がつながっていて窓からは子どもたちが遊んでいるのが見える。玄関のミステリーは妻の夢、2階で見つけた大量のキッチンペーパーも関係があるという。
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- 千葉市(千葉)
ここで問題「週2回出現!玄関は何に変わる?」。スタジオの面々は「キッチンペーパー工作」、「キオスク」などと解答した。
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- キオスク
パントリーの中には第2のキッチンになっている。妻・富佳美さんが変身の準備を行い、30分後に新山は 再び玄関を開けた。
30分後に新山が再び宍倉家の玄関を開けると、そこはパン屋さんになっていた。謎の長方形の正体は営業中のみ現れるパンの陳列台だった。週2回、朝10時から夕方まで玄関でパン屋さん「Fukamipan」を営業。約30種類の自家製パンを販売している。富佳美さんは元々パンづくりが好きで子どもがまだ小さいので家でできたらと玄関でパン屋を開いているという。販売するパンはパントリーの専用キッチンで富佳美さんが1人で作っている。
新山千春は、「宍倉家の玄関のパン屋さんの開業費用は50万円。ご主人が設計士で元々玄関を広くしていたことが功を奏した」と紹介した。
台湾・台北で間取り図を調査するのは瀧本美織。今話題のミステリーマンション「陶朱隠園」は地上21階建てで、建物全体がねじれているように見える奇抜なデザイン。エレベーターは中央にまっすぐ設置されていて、ねじれて見えるのは各フロアを4.5度ずつずらしているため。全ての部屋に光が入るメリットがあるという。
ここからは日本の常識とは違う台湾の住宅文化に迫るミステリー。間取り図に不可欠なものがないマンション。瀧本美織は1階が商店街という4階建てマンションを調査。住んでいるのは同じ会社に勤めるカップル・黄さんと蘇さん。賃貸11平米の1R。ある設備がないことで家賃が安くなるという。それはキッチンだった。台湾は物価が安く、3食とも外食やテイクアウトが一般的なため、単身者用マンションの半分はキッチンがついていないという。この日の黄さんと蘇さんの夕食は夜市。朝はスープだけで昼食と夕食は外食だが、1週間の食費は2人で1万5000円ほどだという。1R11平米の家賃は約7万5000円。工事費が削減され家賃も安くなるという。
続いては不思議な場所に建つ住宅街を調査。これまで商業施設の上に建つ住宅街、川の真ん中の住宅街を紹介。今回は台北の真ん中に穴が空いたドーナツ型の住宅街。この住宅街ではMV撮影がよく行われているという。
台北にある丸い住宅街はどこの上にある?住人の沈さん・沈梁さん夫妻が住んでいるのは約80平米の2LDK。リビングから玄関側の壁の天井を見ると少し曲がっている。ドアは3重にしないとうるさいという。
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- 台北(台湾)
続いて、瀧本美織は円形から少し離れた家を調査。住人は陳さん・林さん夫婦。間取りは約9帖のリビングダイニングがある2LDK。約3帖の部屋は寝室。隣の部屋は娘さんの部屋。もう一つある部屋がミステリーのヒントだという。案内されたのは家の真向かいにある通路を挟んだ1室。そこは夫婦が営む美容室。家の前はたくさんの人が行き交うという。
ドーナツ型の丸い住宅街が建つのは円形の歩道橋の上。50年前、巨大なショッピングモールが建つ予定で、歩道橋はモールをつなぐ渡り廊下だった。しかし、計画が中止になって空き店舗に人が住むようになり歩道橋の上に住宅街が誕生したのだという。
「1991年~1998年まで大阪市の珍しい場所に建っていた幻の住宅街はどこにあった?」。スタジオでは「野球場」、「競馬場」などの答えが出た。
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- 大阪市(大阪)
「1991年~1998年まで大阪市の珍しい場所に建っていた幻の住宅街はどこにあった?」。正解は「野球場の中(大阪球場)」。かつて南海ホークスの本拠地だったスタジアム。1988年に南海電鉄は球団を売却。試合を開催しなくなった大阪球場を活用するため生まれたアイデアが住宅展示場を作ることだった。観光名所スポットとしても話題になり年間約3万7000人の来場を記録。さらに、空いたスペースに劇団四季の劇場を設置。その後、再開発計画が進み大阪球場は解体された。