米CPIについて武田さんは「市場の予想コンセンサスは現時点で2月前年比3.2%だったところから、少し上がって3.4ぐらいまで上がるんじゃないかと見られている。ヘッドライン上昇の主な要因は中東情勢の悪化による原油価格の上昇など外的要因。金融政策の範疇ではないところで上がるということで、それ自体は金融政策に影響はないと思っている」「特に注目しているのがサービス価格、コアサービス価格3月どうなるかが注目。横ばいであればインフレは抑え気味だが、上がってくるようであればインフレ抑制が効いていないということ」などと解説した。植野さんは「金融政策への影響を見る上では前月比の方が重要。3月分について市場の予想は総合指数もコア指数もプラス0.3%となっている」「個人的には0.2%以下に下がってくるかどうかに注目したい」などと解説した。