鈴木敏之さんの解説。今回のFOMCでは次回12月18日の利下げに関してはデータ次第ということで明確な見通しは示さなかった。9月FOMCの経済見通しを紹介。次に経済見通しが出るのは12月18日だが、その時には24年というのは予測の対象から外れる。25年以降経済はある程度成長しながらインフレ率が下がってというところに行けるのであれば利下げできるかなというような話に持っていく。そういう持っていき方をするかどうかというのが今注目になっている。パウエルさんは利下げ積極派だがFOMCの中ではおそらく少数派。パウエルさんのキーワードはリキャリブレーション。それまではインフレのリスクを一辺倒で見ていたが雇用の数字も見ないといけないということをこの言葉でもって言い表している。12月18日次利下げできるかどうか、パウエルさんは利下げしたいが周りの人はインフレ見て、ちょっと待ってというのがせめぎあっており、今日出てきた答えというのは「とにかくデータを見て決めます」とアメリカ利下げ戦略に変化について解説をした。