きょうの為替の動きについて、鈴木氏は「今週は日銀会合とFOMCが控えているが、きょうは材料が乏しいのでドル円相場は方向感に欠けるレンジの展開を想定している。」と解説し、また「2024年後半の中国の動き」を注目ポイントとし、「FRBが今年後半に利下げに入った後は、中国当局の動きが為替相場の大きなカギを握る。中国にとっても予断を許さない状況が続いている。相次いで対策したが、人民元の動きは限定的だった。仮に今年後半にFRBが利下げに入った場合には、アメリカの金利低下に伴うドル安が進行することで、元高の圧力が高まることが考えられる。」などと解説した。