JOLTS(雇用動向調査)について。武井さんは「5月の求人数814万人と市場予想791万人を幾分上回った。全体としては労働市場の軟化トレンドに変わりはないと受け止められたよう。米国失業者1人当たりの求人数は、5月は前月比横ばいの1.22。着実に労働市場の軟化が進んでいることがわかる。FRB(連邦準備制度理事会)・パウエル議長は、労働市場が想定以上に弱まれば利下げに踏み切る可能性があるとあらためて述べている。5日発表6月雇用統計の市場予想(前月比):非農業部門雇用者数↑19.3万人、失業率4.0%(横ばい)。早期利下げにつながる労働市場の軟化を確認するカギとなる雇用統計から目が離せない」などと述べた。