米国の8月の雇用統計が6日発表され、景気の動向を敏感に反映する「非農業部門の就業者数」が、前の月に比べて14万2000人増加したが、市場の予想を下回った。一方、失業率は前の月から0.1ポイント下落して4.2%で、5か月ぶりに改善した。米国の中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、今月、利下げを行う方針を示しているが、市場では今回の結果を受け通常の1回の利下げ幅の2倍にあたる0.5%の利下げを行うのか、注目されている。
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