日銀はきょうから2日間の日程で金融政策を決める会合を開き、経済物価の情勢について議論する。日銀は7月に追加利上げを決めたが、金融市場で不安定な状況が続く中、前回の利上げによる影響を見極めるため、今回の会合では「政策金利を0.25%程度に据え置く」との見方が大勢。日本時間19日未明に、米国のFRB(連邦準備制度理事会)が0.5%の利下げを決めた直後のタイミングとなるが、米国経済の先行きについてどういう議論が行われるかも焦点。日銀はあす2日目の会合後に決定内容を公表し、植田総裁が会見を行う予定だが、今後の利上げのペースについての発言が注目される。