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「FRB」 のテレビ露出情報

三井住友DSアセットマネジメント・吉川雅幸さんの解説。テーマは「アメリカ大統領選挙と金融市場」。吉川さんは「11月5日の選挙まで2週間切ってきたがトランプ氏の支持率がかなりハリス氏に追いついてきている。もともと民主党が常に勝っている州と共和党が勝っている州が決まっている。7つの州の勝敗で勝敗が決まる。いずれの州でもトランプ氏がハリス氏をリードしている。どっちが有利になるかということについては有権者がどういうテーマを重視するかによって変わってくるという見方が多かった。最近の世論調査を見ていると有権者の中で経済、治安の問題を重視する割合が高くなっている。こういったものがおそらくトランプ氏が少し優先になってきている背景にあるのでは。米国の場合、財政支出を増やすとか減税するとか財政関係の政策を行うためには上下院両方の賛成を得ないといけない。上下院とも同じ政党が多数だと大統領の公約は実行できるが、どちらかの議会のほうが反対政党になると妥協しないといけない。野党と合意できる範囲でしか可決できない。ねじれると大統領令に力を入れることになる。上院に関しては2年ごとの選挙で3分の1ずつ改選。今回の選挙では民主党の改選議員が多い。上院では民主党がわずかに多数。これは共和党が多数に変わる可能性が高い。下院は大接戦。どっちが多数になるかわからない」などと述べた。
吉川さんは3つのケースを見ておくべきとしている。ケース1・大統領ハリス氏+議会ねじれでは米国経済の軟着陸、FRB徐々に利下げ→米国金利やドルが緩やかに低下。吉川さんは「ここはあまり特徴がない。バイデン政権の延長になりやすい。金融市場を判断する上で経済のファンダメンタルズでFRBがどう動くかに争点が戻る」などと述べた。2・大統領トランプ氏+議会共和党ではインフレ高止まり、FRBの利下げ限定的に→米国長期金利、ドルが高止まる可能性。吉川さんは「財政面での政策を先行。関税はやるとしても後回しになる。インフレが高くなりやすくなる。FRBが利下げをやめるという期待が出てくるので長期金利、ドルが高止まる可能性がある。株価にはポジティブ」などと述べた。ケース3・大統領トランプ氏+議会ねじれでは財政面からの景気刺激はあまりできない、金融市場は成長率下振れとインフレ高止まりのバランスを考える必要→不安定に。吉川さんは「トランプ氏としては大統領令に力を入れる。移民の制限や対中関税、関税に力を入れることが起こる。市場もFRBも悩みマーケットが揺れ動くことになりやすい」などと述べた。選挙以外で重要なのがFRBの金融政策。吉川さんは「トランプ氏の最初の大統領のときは株価は強かった。ところが第2期目に入りねじれ議会になり、株価が下がった。FRBが利下げに転換して株価は持ち直した。マーケットが不安定になっても利下げがでてくれば株価が持ち直す。一方的に株が売られる展開にはなりにくい」などと述べた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年10月22日放送 12:00 - 12:15 NHK総合
ニュース(ニュース)
きょうの東京外国為替市場は、21日のニューヨーク市場で円相場が1ドル150円台後半とおよそ2か月半ぶりの水準まで値下がりした流れを引き継ぎ、朝方から円を売ってドルを買う動きが広がっている。米国でこのところ市場の予想を上回る経済指標が続き、市場では米国経済の先行きは底堅く、FRB(連邦準備制度理事会)による今後の利下げのペースは緩やかになるという見方が多くなっ[…続きを読む]

2024年10月21日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテきょうのマーケット
門田さんのドル円予想レンジは147.30円~151.20円。注目ポイントは「トランプ関税とドル」。基本的にはレンジ相場とみているとのこと。アメリカ大統領選挙の激戦州ではトランプ氏が2州でリード、5州ではきっ抗状態になっている、トランプ氏の勝利をマーケットが意識するような展開に足元なってきている。アメリカの強い指標も相まってドルの買い戻しの流れが強まっていると[…続きを読む]

2024年10月18日放送 11:00 - 11:05 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース・気象情報)
米国の先月の小売業の売上高は市場の予想を上回り、消費の底堅さを示す内容になった。また新規の失業保険の申請件数が市場予想を下回ったことで、労働市場の堅調さが確認できたとして、FRBによる利下げのペースが緩やかになるという観測が広がった。このためニューヨーク外国為替市場では日米の金利差が縮まりにくいという見方から、円を売ってドルを買う動きが進み、円相場は一時、1[…続きを読む]

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