きょうの為替相場の見通しはSBI FXトレード・藤田行生。ドル円予想レンジは158.00円~159.60円。注目ポイントは「アメリカCPIと日米金利差」。本日21時30分に発表予定のアメリカ消費者物価指数の結果次第ではFRBの次の一手が利上げといった観測が高まる可能性がある。2024年、25年とCPI低下を背景に値下げが進み、イラン情勢前は年内2回の利下げを織り込んでいたが、現状では30%の確率で1回の利下げ見通しという水準に後退している。11日からイスラマバードで開かれるアメリカとイラインの初回の和平協議の行方にも注目される。今後のドル円相場への影響。日本の財政悪化懸念もあり、円高ドル安のトレンド転換は限定的。今回の中東情勢を契機にアメリカなどへのエネルギー調達分散が進む可能性もあり、ドルの底堅さを支える要因となりそうだ。
